軟水と硬水

お水、毎日しっかり飲んでいますか?

人間の体の水分量は(成人で)60~70%と言われていて

水分補給をしっかりとしないと体に不調をきたすと言われていますね。


お茶やコーヒー・紅茶を飲んでるよ!!という方がおられますが、

それは水分補給にならないので気を付けてください。

*コーヒーなどに含まれるカフェインは利尿作用があるので

飲むと体の水分を尿として出すので体内は水分不足になってしまいます。

なので、お茶やコーヒーを飲んだ後はしっかりとお水も飲んでくださいね。


さて、お水には「軟水」と「硬水」があります。

私たちが住んでいる日本のお水は軟水です。


軟水は無味無臭なのでお出汁を作る際に素材の風味を損ないません。

硬水は逆に苦みや風味、香りがあるため繊細なお料理の味付けの邪魔になり

洋風の食事の際はお肉の臭みなどを消してくれます。


では、私たち日本人にはどちらのお水が適しているのでしょうか!?

日本のお水はほとんどが軟水なので、体に自然な形でなじんでいます。

硬水はカルシウムとマグネシウムが多く含まれているので、水あたりをし

便が柔らかくなるので便秘気味の人には硬水が良いと言われています。

ただ、日本人には硬水が基本 合いません。

それは軟水に慣れてしまっているので急に高度の高い硬水を飲むと

下痢や肌荒れを起こしたりと体調が悪くなります。

先ほど、お話ししたように日本食には軟水が適しているので

それを食している私たちには軟水の方が良いと言われています。


そして欧米は硬水ですが、それは欧米食に適しています。

では、日本で欧米食を食べるときは硬水の方がいいのでは!?となりますよね。


そもそもですが、生まれ育った国の食事は体に適しています。

日本は日本食を、欧米は欧米食を。

私たち日本人の腸は長いのは野菜の量が多い日本食は長い腸の中で

ゆっくりと消化吸収していかないといけないから。

欧米人の腸が短いのは動物性たんぱく質や脂肪を多く含む食事をしているので

腸が固く短いと言われています。

なのでカルシウムやマグネシウムを多く含む硬水は腸が固い欧米人に適していると

いうことです。


欧米食を食べるようになってきた日本人の腸は短くなってきているともいわれていますが

やはり昔ながら馴染んでる日本食を食べ軟水を飲むことで健康を維持しているんだと思います。

欧米食が多くなってきたので腸内環境も正常に働かなくなったり私たちの体の中でも

様々な変化が起こっています。

例えば硬水を飲む理由として

便秘だから飲むというより食事を改善するだけで便秘は解消されますので

お水は軟水に方が良いのではないかと思います。

だって日本人なんですから。


と、今日はここまで。

次回、軟水と硬水パート2をお話しします。





からだ いきいき

今の食生活... 現代の野菜には大切な栄養素(ミネラル)が少ないというのをご存知ですか? そしてそのミネラルが体にどう関係するのかわかりやすくお話していきます♪